平凡な人生に少しの後悔。ガラスの40代に今できること。
41歳。
夜中にふと「あー私の人生、どんどん過ぎ去っていくなぁ」と思ったら、ひどく取り返しのつかないことをしてしまったような気になって、悲しくて泣けてきた。
普段は<あれもしたいこれもしたい。時間がなーい>と欲望で満ちあふれてたりするのに、なぜか急に落ちた日でした。
そんな日もある40代。
なにをどうしてきたのやら
41歳。
ドラマ『獣になれない私たち』をみてたらガッキーがあいかわらずかわいくて、というかどんどん綺麗になってて。
『ドラゴン桜』でギャルやってたのはいつだったの?へーあれから13年かぁ、なんて思ってたら <お前の13年はどうなの?> なんて声が聞こえてきて。
ほんとだよ、私の13年どうだったんだよ。
と思うと、ガッキーになれない私を痛感するのでした。
平凡な生き方に落ち込む40代
ガッキーほど輝いてはいないかもしれないけど、私だって、何もしてないわけじゃないさ。
仕事だってガムシャラやったし、いっぱい遊んだし、結婚して子どもたちを授かって、万事OKとはいえないけど、それなりにやってこれてる。
しかしだね、なんとなくぼんやりと過ぎ去ったように思えるのはなぜだろう。
40代になってくると、ときどき自分が平凡な生き方をしていることに、落ち込むことがあります。
たしかに、そこそこ幸せで、これといった不満はそう多くはないかもしれません。でも、だからこそというべきか、心の底では、「もっと違った人生があったんじゃないか」という迷いもでてきます。
(引用:40代にしておきたい17のこと)
こ、これ!!
まさにこれ。小さな不満は数あれど、人生を大きく後悔するほどの不満があるわけではない。
だけど、このまま漫然と終わってしまうような気がして、なんだか怖い。
子育てに追われてるうちは、私と子どもの人生は別とわかってても一体化してるような錯覚があった。
今、子どもたちがそれぞれの世界を持ちはじめると、スポットライトが私だけを照らすことも増えてきて、うへーこんなだっけと焦ってる。
見透かされてる。本田健さんがすごいんだが。
自分史を書いてみる
そんなガラスの40代に、本田健さんは「自分史を書いてみてはどうや?」と語りかけてくれてます。
40代は人生の後半戦に入るわけですが、このあたりで、半生を振り返ってみると、違った視点で自分を見直すチャンスになります。
(引用:「40代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)」)
なるほど。自分がどう生きてきたか見えてないから、なんとなくその価値が見えにくくなってしまってるのかも。
自分史を書くメリットは、
- これまでの自分を知って今後の生き方を考える
- 他人との比較ではなく、自分の尺度で喜びを測る
少し振り返ってみようか、自分史。
壊れそうなものばかり集めるようなときは過ぎ、安パイを追いかけるようになってはきたけれど、強化ガラスのように見えても傷つきやすい40代。
がんばれ人生、がんばれ40代。
あなたのこれまでの人生を否定しないでください。それが、人生の後半をあきらめないで、本来のあなたの人生への一歩につながっていきます。
(引用:「40代にしておきたい17のこと」)